拒食症を発症してしまう主な原因

やせた方がいいという環境に置かれた場合は、自ずとそういう病気にかかりやすくなることが分かります。先進国で女性はやせていた方がいいという環境に身を置いていると、やはり自分もやせた方がいいのではないかということで、無理なダイエットを頑張るわけです。

職業的にやせた方がいいと言われている仕事に就いている人に関しても発症率が高くなっています。具体的には女優やモデル、スポーツ選手などが挙げられ、やせることが仕事の上にも役に立ちますので、どうしてもやせるための体型維持をしなければいけなくなります。

拒食症の原因と多いのがダイエットのし過ぎです。ダイエットの成功によって満足感が得られるようになると、もっと満足感を得ようとして過剰なダイエットに走る人がいます。エスカレートしてくると健康を害するようになり、ひどくなれば発症するということもあります。こだわりが強い人や完璧主義者はストイックに励む傾向がありますので注意したほうがいいです。

遺伝が関係する

拒食症をはじめとする摂食障害については、遺伝も関係していることが知られています。摂食障害を発症した人がいる家族では、同時にそういうことが起きる確率が高いです。それは遺伝性があるということが証明されているからです。まだ詳しい研究が進めばさらにわかってくることでしょう。

自尊心の低さが関係する

ダイエットをしたから誰でも発症するかと言うとそうではありません。自分に自信がない人というのはせめて見た目だけでも良くしなければいけないという風に考えて、ダイエットに励む傾向があります。具体的に体重が減ったらさらにのめり込んでしまいます。

複数の原因が絡まって発症する

拒食症になる原因としては以上のことがあるわけですが、やせた方がいいというところから、やせなければいけないという風に強迫観念が出てくると発症する可能性が高くなります。